11月8日、木星が今現在滞在中のさそり座からいて座に移動します。
木星の移動による影響は、どんなものがあるのでしょうか?
今回は、ホロスコープから木星の移動を読み解いていきます。
ホロスコープで見る木星のいて座時代とは?
木星の移動は1年に一回のイベント
普段はあまり占いなどには興味がない。
という方も、木星が惑星をまたぐとなると大きなイベントとして耳に入ってくるという方も多いはずです。
木星は約1年に一度しか惑星を移動しないため、注目すべきイベントなのです。
今回の木星の移動は、11月8日、21時39分に起こります。
直前の01時03分にさそり座で新月が起こった後の移動になります。
さそり座で最後の新月を迎え終えた後の移動、それもまた、象徴的ですね。
そんな木星ですが、約12年かけてホロスコープを一周して帰ってくることになります。
今回のいて座へのご帰還は、12年ぶりのホームグラウンドへの帰還ということになり、特に注目すべき出来事なのです。
惑星は、自身のホームグラウンドにいる時が1番パワーを発揮しやすくなります。
そのため、2019年という1年は多くの方々が木星の恩恵を受けることになりそうですね。
木星がいて座に移動することでどんな時代になるの?
木星の射手座への移動で、実際のところ何が変わるのでしょうか?
木星は、私たち世代に大きな影響を与える惑星です。
そのため、時代に反映されていくということになってきます。
さそり座の木星時代には、不正が明るみに出てきたり、深く突き詰めていくような、そんな事が多かったのではないでしょうか?
それが射手座の木星時代になると、今まで突き詰めてきた事を行動に移しましょう!
という時代になってきます。
さそり座で、深く掘り下げました。
そしていて座で自分なりに納得し、矢を射るがごとく広い世界に飛び立っていく時代になっていきます。
一言でいうと、「新しい、わくわくする世界に飛び立っていこう!」という時代の到来です。
木星のいて座時代に具体的にすると良いこと
時代の流れに乗るためには、木星の射手座時代にマッチした行動をとっていくのがベストです。
具体的には、
- 学びましょう
- 旅をしましょう
- 神経質にならずにおおらかにいきましょう
という行動がベストです。
いて座の学びというのは、ふたご座などの初等教育とは異なり、もっと広い世界の学びになります。
例えば精神世界についてだったり、哲学、心理学などの学びになります。
なぜいて座は学びが好きなのか?
ギリシャ神話でケンタウロスの神話があるのですが、射手座の元となったケイロンはとても博識で、様々な学びを行っていたからなどとも言われています。
広い世界へ旅たち、冒険し、自由にいろいろな所に行くのが射手座流の生き方なのです。
あまり細かいことは気にせず、大きな視点で物事を見ていくことで、2019年は楽に生きられるようになるのではないでしょうか?
また、木星の射手座時代の意味する旅とは、実際の旅とは限りません。
実際の国外への旅も射手座の得意分野ですが、それとともに精神的な追求の旅も射手座の得意とする分野だということを忘れないようにしましょう。
木星が射手座に移動する日のホロスコープ
それでは、木星が射手座に移動する日のホロスコープです。
ちょうど移動する時間、11月28日の21時39分のチャートになります。
ホロスコープを見てみると、木星が射手座0度に滞在しているのがわかりますね。
少し前に起きた新月の名残で、太陽と月が近くにいます。
新月時には同じ度数にいた太陽と月が、1日も経たずしてこんなにも離れているのがお分かりいただけますでしょうか?
それだけ月の移動しているスピードは早いということなのです。
木星が射手座に帰還した日の前日、牡羊座に天王星が戻ってきています。
天王星は動きが遅い惑星なので、来年の1月まで逆行を続けます。
ということは、天王星も牡羊座という火のサインへ。
土星は本拠地のやぎ座に滞在。
海王星も本拠地のうお座に滞在。
冥王星もやぎ座。
そして、火星はみずがめ座に滞在中という配置で迎えた木星の射手座への移動です。
火星がみずがめ座に滞在しているということは、この配置からも古い価値観を壊していこう!
と読み取ることができます。
しかしながら、やぎ座に滞在している土星が「ちゃんと地に足をつけていくことも大切だよ。」
ということを教えてくれてる気がするホロスコープです。
今回の木星の射手座時代は、とにかくテーマは行動することです。
でも、ちゃんと地に足をつけてね。
ということを示唆しているのではないでしょうか?