木星のいて座時代が定着してくると、社会のモードも変わっていきます。
本格的に影響を受けだすのは、おそらく11月の終わりごろかと思いますが、木星の射手座時代に変わっていくことについて、ご紹介していきます。
惑星のパワーの恩恵を受けるのは、あくまでも自分自身が意識し始めた時です。
何も意識せずに、棚ぼた的に頂けるものではないという事だけ、認識しておいて頂ければと思います。
木星のさそり座時代はどんな時代だった?
去年の秋から1年の間、木星はさそり座に滞在していました。
この1年は、一言で言うと「精神性を磨く時代」でした。
木星がどの星座に滞在しているかで、どんなことが拡大していくのか?
が変わってくるのです。
なぜ木星のさそり座時代は、精神性を磨く時代だったのか?
正確には11月8日まで木星のさそり座時代で、今フィナーレを迎えるための準備をしている時ですが、さそり座と言えば精神的な分野を得意としている星座になります。
占星術では、さそり座の定位置の8ハウスは「精神の部屋」なのです。
1から6ハウスで、個人が形成されていきます。
おひつじ座のハウスから、おとめ座のハウスまでですね。
そして、てんびん座のハウスで他者との関わりを学びます。
次に、さそり座のハウスで特定の人と深く関わっていくことを学ぶのです。
その関わり方が、自分自身の自由を手放してでも人と深く関わったりとことん追求していくことで学びを得るという場所なのです。
自分自身の内側へ、内側へ、入っていく旅が、さそり座の木星時代だったのです。
いて座の木星時代は内側から外側へ
そして次に迎えるのが、いて座の木星時代です。
8ハウスでのさそり座時代に、内側に帰り、自分を深堀したり、特定の人との深い関係性の中から学びを得たという方が多かったはずです。
もしかしたら、さそり座時代に内省したことでいろいろと変わっていったという方もいらっしゃるかもしれませんね。
このさそり座時代での学びは、「囲われた環境の中での学び」です。
内側へ内側へ、深く深く入っていく学びなのです。
それが9ハウスのいて座時代に突入すると、自分なりにさそり座木星時代の学びを俯瞰し、その後広い世界へ飛び立っていくというフェーズに入ります。
いて座とは、広い世界に飛び立つ星座であり、男性星座で外に向かっていく、そんな星座なのです。
木星のさそり座時代は、ちょっと生きにくかった!
と感じてた方も、いて座時代に入りおおらかな気持ちで行動していくことができるようになっていきます。
さそり座の時代には、どうしても猜疑心が出てきたり、ネガティブな感情が出てきてしまったという方も、いて座は自由でオープンな星座なので、楽な気持ちで日々を過ごしていくことができそうですね。
楽観的になりすぎてしまうのがたまに傷な部分があるので、何か決断をする時にはきちんと考えるということを怠らないようにすると良いでしょう。
木星のいて座時代は本当にラッキーな1年なの?
いろいろな所で、木星のいて座時代については書かれてたりしますね。
そんな中、いて座という場所は木星のホームグラウンドなので、とてもラッキーな1年になるという事が書かれてたりします。
もちろん、とてもラッキーな1年である事には違いありません。
ただし、ラッキーはラッキーでも、木星の与えてくれる幸運は努力なしでは定着しない幸運だという事を忘れないようにしましょう。
その事を心に留めておく事で、ラッキーで終わらない1年になっていきます。
また、すべての人にラッキーが降り注ぐかというとそうではなく、惑星はきちんと自分自身の今を把握し、そしてどうすればいいのか?
を考えて前向きにトライ&エラーを繰り返している人にこそ、本当の意味での幸運を与えてくれるのです。
何の努力もせずに、泣き言ばかりを言って過ごしていたり、今の自分から逃げてても幸運を得る事は出来ないのです。
木星のいて座時代は、いて座がとても躍動的な星座なので、時代の進むテンポも速くなっていくはずです。
そんな中で、自分は今何ができるのか?
社会の中で自分の力をどう生かしていくことができるのか?
考えていくと良い1年なのかもしれませんね。
木星のいて座への移動のホロスコープとこの1年間すると良いことについては、以下より確認できます。
何れにしても、新しい時代の幕開けに備えて明るい雰囲気の1年になることだけは、まちがいないでしょう。