月とは、私たちにとってあるのが当たり前で、なくてはならないものです。
はるか昔から多くの方々が月と共に生きてきました。
西洋占星術でも、「月」の存在はとても重要だったりします。
西洋占星術で月が表すものについて、月が持つ意味についてご紹介していきます。
西洋占星術で月が持つ意味
西洋占星術では、ホロスコープの月は三日月で描きます。
なぜ三日月なのか?
これにも意味があり、月は「無意識な部分」を表すため、欠けている部分に月の持つ無意識性が象徴されていると言われています。
月が表すのは特に、潜在意識の部分、無意識の部分です。
もしかしたら、自分では気づいていない特徴を持っているかもしれません。
特に無防備な状態でいる時に、月の星座の性質が現れやすいとも言われています。
太陽が顕在意識部分を表すなら、月は潜在意識であり、両方そろってあなた自身だということになるのです。
月は幼少期も表す
月は、幼少期である生まれてから7歳頃までの期間を表したりもします。
この期間というのは無意識な自分の部分が表に出やすく、幼少期は月星座の性質が色濃く出てたという方も結構多かったりします。
大人になるまでずっと月星座の性質が強く、ある程度の年齢に達してから太陽星座の部分が顔を出してきたという方も実は多いのです。
また、月は母との関係性も表します。
お母さんとの関係が良かったのかどうか?
月を見ると、描かれていたりするのです。
月といえば感情!あなたの内面が何によって満たされるかがわかる
また、月は内面を表し感情部分を司ります。
かに座の守護星であることからも、かに座は感情部分が際立っている水の星座だということからも、月の性質を多分に受けているのがよくわかります。
そんな月の星座が何なのか?がわかると、あなたの心が何によって満たされるのかを知ることができます。
さらに詳しく見ていくと、月が他の惑星と良い角度をとってるという方(良いアスペクトを形成しているという方)は、人生において感情面で満足のいく人生が送れるということになります。
生まれた時の月と他の惑星との配置は、思いの他大切なのです。
月はリラックスした時に出る自分自身の性質
また、太陽が表の顔であるならば、月は裏の顔などとも言われています。
得意リラックスした時に、裏の顔が顔を出したりします。
気を張ってる時、社会に出てる時というのは太陽の顔が出て、家でくつろいでる時ほど月の顔が出やすいということですね。
西洋占星術は、心理学も統合されてできたもので、深層心理と深く結びついてきています。
月は特に、心理学的な解釈をする部分が多いかなと感じています。
月星座を知りたい方は生まれた時間を知ろう
西洋占星術で月星座を知るためには、「生まれた時間、生まれた場所」が必要になってきます。
月はとても早く動く衛星のため、同じ日に生まれていても月のいる場所は全然違うことも多々あります。
そのため、生まれた時間が分からなければ月星座を正確に導き出すことはできないのです。
生まれた時間は、母子手帳を見れば知ることができます。
月星座から、自分自身の内面の部分、そして感情の部分を知ることができるので、自分自身を知るきっかけになるかなと思います。
月を味方につけることで、より人生を良い方向に導いていくこともできるようになります。
「本当の自分自身の持つ性質」を知り、自分の持ってるもの(ポテンシャル)を生かしていきませんか?(*´∀`*)