私たち人間は、はるか昔から「月の満ち欠け」を大切にして生きてきました。
大昔から、私たちの生活に深く根付いているものなのです。
そんな月の満ち欠け、ムーンサイクルを知ることで、月のエネルギーについても知ることができ、月のエネルギーを最大限に生かして生きていく事ができるようになります。
まずは、月の満ち欠け=ムーンサイクルについてチェックしてみましょう。
月のサイクル「ムーンサイクル」
多くの方々が重要視しているのが、「新月」と「満月」なのではないでしょうか?
新月、満月の時は「月のエネルギー」が最高潮になる時でもあります。
最高潮になるのは新月、満月の時ですが、その他の時期の月にも当然ながらエネルギーはあったりします。
各サイクルによりそれぞれエネルギーの性質があり、私たちに異なった影響を与えてくれます。
新月から満月の間の月は、満月に向けて月の光が満ちていくエネルギーが増大し、そして発展していく時期となります。
そして、外に向かっていく時期でもあります。
反対に満月から新月の間の月は、新月に向けて光が欠けていく時であり、私たちの内側にある「意識」を成長させる時期でもあります。
潜在意識に働きかける時期でもあり、自分の中にある「新たな価値観」と出会う時でもあります。
内省タイムにはもってこいの時期とも言えますね。
ムーンサイクル「新月」とは
それでは、物事の「スタート」にあたる新月から見ていきましょう。
新月の状態は、占星術的に言うと「太陽と地球を結ぶ線の上に月が存在する状態」を言います。
つまり、太陽、月、地球の順番に一列に並んでいる状態なんですね。
一直線に並んでいるため、月の姿が完全に隠れている状態になります。
そのため、新月の時は「月はきちんと存在している」けど地球にいる私たちの目からは見えないということなんですね!

という質問をよくされたりします。
答えは、

ということになります。
もちろん月がなくなった訳ではありませんので、月のパワーは健在です。
それどころか、暗い所からだんだんと大きくなっていくわけですから、スタートのエネルギー、成長のエネルギーが満載なのが新月なのです。
ムーンサイクル「上弦の月(じょうげんのつき)」とは
上弦の月とは、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、実は占星術的には大切な時となっています。
新月から約7日後が「上弦の月」にあたります。
月は、約28日間というサイクルで一周することから、約4分の1移動した状態という事になりますね。
つまり「新月の位置から90度移動した状態」が上弦の月であり、半分が見える「半月」の状態を上弦の月と言います。
新月から満月にかけての半月を、「上弦の月」と呼びます。
ムーンサイクル「満月」とは
満月とは、月がまんまるの状態でキラキラと輝き、1番月からのパワーをいただけそうな感じがする時ですよね?
満月の時は、もちろんたっぷりのお月様のエネルギーを頂くことができる時です。
太陽から見ると、ちょうど地球と反対側に月が移動した状態のことを指し、「太陽・地球・月」の順番に一列に並んだ状態が満月ということになります。
影の部分が一切ないため、私たちの目には「まんまる」に見えるわけです。
エネルギーが満ちた状態などと言われたりするように、まんまるの最高潮の状態なのが満月の状態なんですね。
ムーンサイクル「下弦の月(かげんのつき)」とは
次に満月から約7日後、月が新月の時から約270度移動した状態のことを下弦の月と呼びます。
満月に向かう状態の半月が上弦の月であり、満月から新月に向かう状態の半月が下弦の月なのです。
上弦の月と下弦の月では同じ半月の状態ではありますが、「意識するべきこと」なども変わってきます。
また、見え方も実は違いがあります。
1番のヒントは、「見える時間」にあります。
上弦の月は昼間に出て深夜に沈み、そして下弦の月は深夜に出て昼間に沈みます。
全然違いますよね?
詳しくは、以下のサイトにも書いてますのでチェックしてみてくださいね。
以上のように、月にはサイクルがあります。
月にはサイクルがあるという事を知ったら、次に知りたくなるのが「各サイクルの期間の過ごし方」ですよね?
各サイクルの期間の過ごし方についても、次回お届けしていきたいと思います。
是非チェックされてみてください(*´∀`*)