12月7日、いよいよ2018年ラストの新月がいて座で起こります。
木星がいて座に移動し、満を持して月を迎えることになります。
今年最後の新月ではありますが、いて座で起こる新月なのでピンと思い立ったらどんどん行動していくと良い、そんな新月でもあります。
12月と言えば、おまとめモードですが、宇宙からの指令はそういう訳でもなさそうですね。
今年ラストのいて座の新月について、ご紹介していきます。
いて座で起こる新月
12月7日、16時21分にいて座で太陽と月、そして木星が集います。
太陽と月はぴったりいて座15度で重なり、新月となります。
2018年ももう12月、今年最後の新月ということになりますね。
今回の新月で面白いのが、新月が起こるちょうど約10時間程前に、しばらくの間逆行していた水星が逆行を終えます。
その流れで新月が起こります。
これは何を意味するかというと、逆行を終える時の水星というのはとてもパワフルな存在です。
惑星は、逆行を開始する時、逆行を終える時に力を発揮するからです。
ということは、水星の力が大きく働く新月になるということが読み取れます。
いて座と言えば、何と言っても行動の星座です。
外へ外へ出て行く、そんな星座ですね。
そして木星と言えば、どんどん色々なことを発展させていく、そんな惑星です。
いて座で起こる新月なので、いて座の得意としている様々な学びや探求、冒険や挑戦していることがどんどん発展していくことになるでしょう。
そこに水星の力が大きく働くわけですから、コミュニケーションの結果であったり、情報収集が大切になってくる、そんな新月になると言えます。
いて座の新月のホロスコープ
それでは、今回のいて座の新月のホロスコープを見ていきましょう。
新月は、太陽と月がいて座15度でぴったり重なっているのがわかりますね。
また、木星もいて座に滞在しています。
逆行を終えた水星は、さそり座に滞在。
逆行中はこのホロスコープシステムの場合、度数が赤で表示されますので水星の度数27度が黒で表示されているのがわかりますね。
これは逆行を終えたサインです。
今回の新月は、7ハウスに太陽と月が入室していることから、7ハウスで起こる新月だということがわかります。
7ハウスと言えば、何と言っても人間関係のハウスです。
1ハウスが自分自身のハウスです。
その真向かいにあるハウスが7ハウスなんですね。
そのため、他者のハウスと呼ばれるのが7ハウスなのです。
対人関係、そしてパートナーシップのハウスが7ハウスです。
ということは、それらのことを一新するような出来事が起こりやすい、もしくは自らそうしていくと良い新月でもあるのです。
月のパワーを借りて、新たな人間関係を築いていくためのヒントを頂いてみるのも良いかもしれませんね。
また、ホロスコープの1から6ハウスまでは、自分自身の内側の世界の成長を表します。
そして、7から12ハウスは、外の世界に出て行くことを象徴しています。
そう考えても、今まで自分の内側で行ってきたことを、外に出して行く時と読みとることができます。
いろいろといて座の新月に合致していますね。
大きな特徴は魚座の海王星と火星
また、今回の新月の大きな特徴は、10ハウスでうお座の海王星、うお座の火星が13度でぴったりと重なっていることです。
占星術ではコンジャンクションと呼びます。
さらに、このうお座の海王星と火星は、いて座の新月と90度の関係、スクエアーの関係になっています。
いて座の新月を刺激している形でコンジャンクションしているのです。
この事からも、人間関係において浄化が起こる事を意味しています。
うお座の海王星、火星は10ハウスに滞在中です。
10ハウスという場所は、仕事のハウスです。
そこに火星が滞在しているわけなので、仕事上の人間関係でなんらかの摩擦が起こる事もあるかもしれません。
それをうお座の海王星が難なくまとめてくれる役割を果たしてくれたり、浄化してくれたりすることもあるでしょう。
その流れで、今回の新月には人間関係の一新が起こることもあったり。
成長のためには、時には手放さなければならない関係もあったりします。
これから先自ら成長していくために、あなたにとって本当に大切なものを見極めていくと良いでしょう。
いて座という星座は、男性星座で柔軟星座です。
外に意識が向いて行く星座なので、今回の新月では逆行を終えたさそり座の水星が「内側にも大切なものがあるよ。」ということを教えてくれてるかのように感じる、そんな夜空の配置です。
何れにしても、いて座の木星パワー本領発揮の時です。
キリが悪いなどと考えずに、やってみたいことがあればどんどん行動に移していくと良い、そんな新月です。
素敵な新月をお過ごしください(*´∀`*)