新月のお願い事は、もともとはアメリカの占術家であるジャンスピラーさんが提唱されたことです。
「最大パワー周期」の提唱者でもあるジャン・スピラーさんですが、占星術の様々な本を出されていてとても読みやすい本なので、占星術を勉強されてる方々の間で人気を呼んでいます。
ジャン・スピラーさんから始まった新月のお願いごとですが、日本で有名な占術家の鏡リュウジさん流の考え方についてご紹介します。
新月のお願いごとの始まり
新月のお願いごとは、ジャンスピラーさんの本である「魂のソウルメイキング」という名著から始まったと言われています。
日本でも翻訳され、その頃から新月のお願いごとについて言われるようになってきたのです。
新月のお願いごとについては、以下の記事も参照されてみてください。
鏡リュウジさんと新月のお願い事
鏡リュウジさんのサイトの中で、結構前ですが「新月のお願い事」について触れてる記事がありました。
鏡リュウジさんによると、『英語迷信・俗信事典』の中に「新月は願いを叶えてくれるもの」という記載がありました。
また、1050年にコケインという人が書いた『治療法』という本の中にも、
「月がやがて新月になったときに王のもとに行って願いごとを頼みなさい。王はそれを叶えてくれるだろう」
などという記載があったと鏡リュウジさんのサイトに書かれています。
2000年以上も昔から、人間は月に向かって願いを唱えていたということが証明されています。
そう考えていくと、「新月のお願い事」の歴史はかなり古くからあるということになりますね。
新月のお願い事が「ツール」という鏡リュウジさんの意図は?
鏡リュウジさん的には、サイトの中で書かれてたのは新月のお願い事は「自己探求のツール」としては効果があると書かれていました。
新月のお願いごとは、今現在の日本では通常時は10個までなどと言われています。
毎月10個のお願い事を書き出していくと、1年間で120個から130個。
最大パワー周期の時の40個も含めると、150個ほどのお願い事を書くということになります。
最大パワー周期については、以下の記事でチェックされてみてください。
さて、1年で150個ものお願い事を自分の中から吐き出すことにより、かなり自分自身の思考の整理ができませんか?
また、心が現実を作り出すという面から考えても、理にはかなってるんじゃないかと語られてました。
また、日本でいう所の「書き初め」のようなものとも言えるとも言われてました。
要するに、新月のお願い事は「自分自身への宣言」という角度から見ると、鏡リュウジさんの意見も変わらないということでしょうか。
そして、新月のお願い事が叶うもかなわないも、自分次第なのかなと。
私個人的には、新月のお願い事はやはり自分への約束、宣言なのかなと思ってます。
新月のお願い事をすることで、自分自身を律することもできますし、気持ちが高まります。
もしかしたら、新月のお願い事は向いてるタイプと向いてないタイプがいるかもしれませんね。
流れに乗って進んでいきたいという方にとっては、あまり向いてないかもしれませんし、色々と計画を立てることでやる気が出るという方にとっては向いてることかもしれません。
これは最近すごい思うことなのですが、人によって色々なタイプがいるので「何が正解か」ってないんじゃないかなという事です。
その方その方が1番納得がいく形で動いていくのが1番なんじゃないかなと思います。